みなさんは、ご家族が亡くなったときに行う手続きがいくつあるかご存知ですか?
故人の保険や福祉の状況によって多少異なりますが、役所で行う手続きだけでも平均で10、多い方だと70もの手続きを行うことも。大切な人を失い、つらい悲しみの中で、数多くの手続きをしなくてはなりません。
そんなご遺族の気持ちに寄り添い、死亡に伴う手続きの負担を軽減するため、都城市では令和元年、市役所市民課に「おくやみ窓口」を設置しました。
おくやみ窓口では、手続きに来庁された遺族の方にヒアリングを行い、必要な手続きを選定。各課で必要な申請書を作成し、それぞれの窓口に案内してくれます。
あらかじめ必要事項が記入された申請書を作成することで何度も記入する手間が省け、手続きが必要な各課の窓口を案内することでスムーズな手続きと時間短縮が可能に。これは遺族にとって大きなメリットです。その際、故人や申請者のマイナンバーカードを持参することで、さらにスムーズな申請が可能になります。
都城市ではそのほかにも、市役所とそれ以外で行う死亡後の手続きについて確認できる「おくやみハンドブック」や、残された家族に自分の思いや希望を伝える「絆ノート(終活ノート)」の配布など、終活に関する取り組みを積極的に行っています。
死亡に伴う手続きをサポートする窓口の設置は、全国的にも少しずつ広がっています。みなさんが暮らす自治体でも同じような窓口が設置されているか、ぜひ事前にチェックしてみてください。
名称 | 都城市役所市民課(HP) |
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住所 | 〒885-8555 都城市姫城町6街区21号 |
電話 | 0986-23-2178 |
開設時間 | 8:30〜17:15 ※土日祝日と閉庁日を除く |